小ぶりなピンク色の花「フジツツジ」見ごろ 佐伯市蒲江で約5万本群生 大分
20日午後、大分県九重町の水路で、高齢の男性が流され死亡する事故が起きました。
男性は、ほかの住民たちと水路に溜まった土砂などを取り除く作業していたところ、水が勢いよく流れだしたとみられています。
事故が起きたのは九重町後野上の水路です。
警察によりますと20日午後2時前、「人が流され、発見したが意識がない」と119番通報がありました。
意識不明の状態で見つかったのは、近くに住む農業の田辺万寿夫さん76歳で、病院に搬送されたものの、死亡が確認されました。死因は頚髄損傷だったということです。
当時水路の上流では、田辺さんを含む地区の住民あわせて4人が、堆積した土砂や枯れ葉を撤去する作業をしていて、3人が水に流されたということです。
田辺さん以外の2人は自力で水路から脱出し、無事でした。
水路は幅およそ80センチ、深さは50センチほどで、せき止められていた水が、堆積物を取り除いたことで、勢いよく流れ出したとみられるということです。
警察は、一緒に作業をしていた住民たちから話を聞きくなどして、当時の状況を詳しく確認しています。