全校児童17人の小学校に唯一の新入生入学 在校生みんなで歓迎「僕たちに何でも聞いて」大分

2025年04月10日 18:20更新

10日は大分県内の多くの小学校でも入学式が行われました。

 

 

このうち、新入生が1人だけとなった臼杵市の小学校では在校生みんなで歓迎していました。

 

 

 

臼杵市の川登小学校です。

 

 

在校生たちに出迎えられたのは三浦夢葵さん、入学した1人だけの新1年生です。

 

 

このあと、三浦さんは入学式に臨みました。学校の新入生が1人となるのは今回が初めて。川登小学校の全校児童はおよそ40年前は100人以上いましたが、2025年度は三浦さんを含めて17人と、校区では少子化が進んでいます。

 

 

◆在校生

 

「わからないことがあったら僕たちに何でも聞いてください」

 

 

児童の数は少ないものの、在校生一人ひとりが元気一杯に三浦さんの入学を歓迎しました。

 

 

◆唯一の新入生・三浦夢葵さん

 

「勉強を頑張りたい。お友達と鉄棒をして遊びたい」

 

 

 

 

◆在校生

 

「(川登小学校は)自然が豊で学年関係なく仲良くできるところだと思う。(三浦さんが)困っていたら助けていっぱい遊びたい」

 

 

今のところ、2026年度と2027年度入学予定の新入生はいないということですが、川登小学校は「児童全員で温かい学校を作っていきたい」と話しています。

 

 

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