70代男性が329万円のSNS型ロマンス詐欺被害 Xでメッセージが届きLINEで投資勧められ 大分
週休3日制を取り入れたことでも注目された、インテリア商品製造を手掛ける国東市の「国東時間」が、裁判所から破産手続き開始の決定を受けたことがわかりました。
民間の信用調査会社、帝国データバンク大分支店によりますと、国東市安岐町の国東時間は1998年に設立されました。2018年に「アキ工作社」から今の商号に変更したということです。
手掛けていたのは段ボール素材によるキャラクターなどの贈答用ミニチュアキットやマネキンで、大手百貨店などに販売していました。
ユニークな立体造形作品はインテリアとして注目を浴びたほか、「働き方改革」が叫ばれる中、週休3日制を導入したことでも話題となりました。
2012年6月期の年間売上高はおよそ7800万円あったということです。
しかし、贈答用品の需要の減少や同業他社との競合から、厳しい経営環境が続き、2023年6月期の年間売上高はおよそ500万円に減少しました。
国東時間は事業の継続を断念し、3月18日付で大分地裁杵築支部から破産手続き開始決定を受けたました。
負債総額はおよそ5300万円だということです。