猛暑から児童を守る「1週間長い夏休み」 遊園地ではミストマシンや休憩所で暑さ対策 大分
大分県大分市の小中学校では、夏休みが1週間長くなりますが懸念されるのが共働き世帯などの子供の居場所の確保です。
南大分校区の児童育成クラブでは小学1年生から3年生、120人が登録していて例年夏休みの期間中は1日80人ほどが利用しています。
保護者を支援しようと、こちらが2024年から取り組んでいるのが民間のサービスを利用した昼ごはんの提供。
アプリを使って事前に保護者が弁当を注文すると児童育成クラブに配達される仕組みになっています。
◆南大分校区児童育成クラブ田中美紀さん
「(保護者から)使ってみたいという声がたくさんあったので長い夏休みに利用する人が増えるかなと思っている」
2024年の冬休みと、2025年の春休みに試験的に運用したところ多い日で10個ほどの注文があったということです。
◆保護者
「朝子どもの準備をしながら弁当の準備となるとかなり大変じゃないかなと思うので、弁当も作りながら時々は頼りたい」
◆南大分校区児童育成クラブ田中美紀さん
「保護者も弁当を休憩したいなとか、作れないという時のための注文弁当みたいなかたちで取り入れているシステム。どんどん活用していけたらいい」
現在、昼食提供のサービスは大分市内では3つの児童育成クラブで取り入れられているということです。
猛暑で迎え、例年よりも期間が長い学校もある2025年の夏休み。各方面で快適に過ごすための取り組みが進んでいます。