臼杵港に新フェリーターミナル完成 約20年かけて整備 南海トラフ地震などに備え岸壁の耐震性強化 大分

2025年03月20日 17:30更新

大分県の臼杵港に新しいフェリーターミナルが完成し、20日は竣工式典やオープニングイベントが行われました。

 

 

 

臼杵港に完成した新フェリーターミナル。20日は関係者が出席して竣工式典が行われました。この新ターミナルは、防災機能の向上などを目的に県がおよそ20年をかけて整備を進めてきました。総事業費はおよそ133億円です。

 

 

南海トラフ地震などに備え、岸壁の耐震性を強化したほか、増加する貨物需要に対応するため、これまでより大型のフェリーの入港も可能になりました。

 

 

 

 

また、20日はオープニングイベントも行われ、海上自衛隊の多用途支援艦「げんかい」が一般公開されたほか、臼杵港とフェリーで結ばれている愛媛県八幡浜市のグルメを提供する店などが並び、多くの人でにぎわいました。

 

 

新フェリーターミナルの利用は5月ごろから始まる予定です。

 

 

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