貨物船で荷降ろし作業中に船の壁に挟まれ運転手が亡くなった事故 当時の作業責任者など書類送検 大分

2025年02月03日 18:30更新

2024年4月、大分県大分市で停泊中の船の中で男性作業員が死亡した事故について大分労働基準監督署は当時の作業責任者などを労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。

 

 

この事故は2024年4月大分市の大在公共ふ頭に停泊中の貨物船の中で荷降ろし作業中に大分市のトラック運転手川上治さん54歳がトラックと船の壁に挟まれて亡くなったものです。

 

 

 

この事故について大分労働基準監督署は川上さんが運転席から離れる時にエンジンを止めてサイドブレーキをかけるなどの指示をしていなかったとして、当時、現場で指揮していた41歳の作業責任者の男性のほか、川上さんや男性が勤務していた大分海陸を労働安全衛生法違反の疑いで大分地検に3日付で書類送検しました。

 

 

大分海陸は「今回の事件を厳粛に受け止めるとともに再発防止に全力を尽くす」と話しています。

 

 

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