知人を暴行死させた罪に問われた女(58)に懲役12年を求刑 検察「被害者をマインドコントロール」大分

2025年01月16日 16:10更新

2023年、大分県大分市などで60代の知人女性に暴行を加え死亡させた罪などに問われている女に、検察は懲役12年を求刑しました。

傷害致死などの罪に問われているのは大分市の無職小森芳美被告58歳です。

起訴状によりますと、小森被告は、2023年8月60代の知人女性に対し自宅などで頭や上半身に暴行を加え死亡させた罪などに問われています

小森被告は罪を認めていて裁判員裁判では量刑が争点です。

16日の裁判で検察側は「被告は被害者をマインドコントロールのような状態で従わせていて態度や言動に立腹して怒りにまかせて暴力をふるった。動機は身勝手」などとして懲役12年を求刑。

これに対し弁護側は「犯行は幼少期の虐待などによるパーソナリティー障害の影響で衝動的に起こったもの」などと主張し懲役6年を求め、裁判は結審しました。

判決は1月20日に言い渡されます。

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