「自分の目で見て自分の心で感じてほしい」 戦争まつわる史料館が県護国神社に開館 大分

2024年12月08日 18:00更新

大分市の県護国神社で8日、戦争にまつわる所蔵品を展示する施設が開館しました。

 

 

 

太平洋戦争が開戦した12月8日、平和を願って開館したのは「史料館 寄須処」です。

 

 

県護国神社は2025年に創建150年と戦後80年の節目の年を迎えることから、戦争にまつわる所蔵品の展示施設をリニューアルしました。

 

 

館内には旧日本軍の兵士の装備品など50点あまりが展示されています。

 

 

 

 

 

 

この中には、2024年8月に閉館した大分市上野丘の「予科練資料館」から引き継がれた、特攻隊ゆかりの品も含まれています。

 

 

◆予科練資料館を運営してきた 川野孝康さん         

 

「こんなに立派に展示され、驚いている。県護国神社に感謝している」

 

 

 

◆県護国神社 八坂秀史 宮司  

 

「80年前は全く違った日本だったと。自分の目で見て自分の心で感じてほしいと思う」

 

 

「史料館 寄須処」は毎日午前9時から午後4時まで見学を受け付けています。

 

今後、展示品の入れ替えも行う予定だということです。

 

 

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