熊本地震から一夜 隣県の大分から被災地支援「九州1つとなって」警察や消防、医師、看護師、水道局など

2026年07月29日 19:55更新

熊本地震から一夜が明け大分県内の被害も明らかになったほか支援の動きも加速しています。

 

 

警察や消防のほか医師や看護師など多くの関係者が被災地で活動を始めています。

 

 

崩れ落ちたショッピングモール。依然安否不明者もいて現在も懸命な救出作業が続けられています。

 

 

 

28日、熊本県で最大震度7を観測した地震。亡くなった人はこれまでに13人に上っています。

 

 

大分県内では最大震度4を大分市、中津市など11市町村で観測しました。

 

 

地震の影響で、県内では大分市に住む70代の女性が自宅で転倒し、左肩を打撲するけがをしました。

 

 

また日田市上津江町の県道や竹田市荻町の市道などで落石が確認されています。

 

 

熊本県への支援の動きも始まっています。

 

 

◆TOS大津厚一カメラマン

 

「午後8時過ぎです。高速道路の こちらのパーキングエリアには 県内各地から多くの消防隊員が集まってきています」

 

 

◆緊急消防援助隊 大隊長代行(別府市消防本部)千葉伸一さん

 

「何日間の活動になるか分からないが、無事全員が安全で帰県するように安全管理をよろしくお願いします」

 

 

被災地の支援のため組織された緊急消防援助隊です。県内すべての消防本部からあわせて122人が参加しています。

 

 

◆緊急消防援助隊 大隊長代行(別府市消防本部)千葉伸一さん

 

「熊本は大きな地震がこれで2度目となるので、不安な1日を過ごされていると思う少しでも早く現場に着いて、安心を与えられるように九州一つとなって活動をしていきたい」

 

 

援助隊は29日明け方から熊本県八代市で活動を始めたということです。

 

 

このほか県警の警察官およそ40人が、現地で救助活動や信号の復旧作業などを行っています。

 

 

◆TOS岡村誠之記者

 

「大分市水道局です。現在、被災した熊本に向かうための給水車の準備が行われています」

 

 

また大分市上下水道局では熊本県の益城町に向けて給水車1台と職員4人が29日朝、出発しました。

 

 

益城町では水道施設が被災し断水が発生しているということで現地で飲料水の供給を行っています。

 

 

大分市上下水道局は職員を交代させながら当面の間、現地で給水作業を続けるほか別府市、佐伯市、宇佐市、臼杵市の4市もあす、給水車を派遣する予定だということです。

 

 

◆大分市上下水道局上下水道部衛藤興憲部長

 

「余震とかも続いているのでまず身の安全を確保しながら安全第一で現地で頑張ってもらいたい」

 

 

 

 

 

このほか、国からの要請を受けて県内から医師や看護師など合わせて60人以上が熊本県の病院などに派遣されて活動しています。

 

 

交通機関では29日も影響が続いています。

 

 

28日の地震直後に九州のすべての路線で一時運転を見合わせたJRは九州横断特急が29日も始発から運休しています。

 

 

普通列車は豊肥本線の一部区間が運休していましたが県内区間は午後に運転を再開しました。

 

 

ただ、宮地駅から熊本駅は現在も運休となっています。

 

 

 

大分と熊本を結ぶ長距離バスは29日は終日運休を決めています。

 

 

30日は現時点では運行予定だということです。

 

 

 

 

 

今回の地震を受けて県内で備える動きも。

 

 

◆TOS山路謙成記者

 

「こちらの店では地震発生直後に入口からすぐそばの場所に防災対策グッズを用意した」

 

 

◆客

 

「ちょっと怖いと思い水とか買い足そうかなと思ってきました」

 

 

10年前の熊本地震で最大震度6弱を観測した別府市にあるホームセンターです。

 

 

地震が起きた直後の28日の夕方以降、防災関連の商品を買い求める客が多くなっているといいます。

 

 

特に飲料水や非常食などの備蓄品については売り上げが通常のおよそ10倍になっているということです。

 

 

◆グッデイ別府店 工藤邦博さん

 

「(2016年の熊本地震では)本震が2日後にあったので今回ももしかするとということで今のうちに準備するところはある。まずは水、あとは食料はそろえていた方がいいと思う」

 

 

最新のニュース