日本一の高さ!紅葉スポット 九重"夢"大吊橋で意外な発見 

2024年11月28日 18:00更新

■九重町の観光名所・九重夢大吊橋

 

2006年10月30日に大分県九重町(ここのえまち)鳴子川(なるこがわ)渓谷に誕生。

高さ173m(日本一の高さ)、長さ390m(日本で2番目の長さ)を誇る大吊橋である。

開業以来、約1300万人が来場し、今では大分県を代表する有数の観光スポットだ。

 

■楽しみ方の案内人

初めてのテレビ取材で少し緊張気味の、

九重町 商工観光・自然環境課の清川卓史さんに案内してもらい、九重夢大吊橋の魅力を教えてもらった。

 

■圧巻の景色!紅葉シーズンの楽しみ方とは?

 

清川さんとTOSの和田綾香アナウンサーが吊り橋の上へ。

橋の金網から、下が見える構造になっている。九重夢大吊橋の醍醐味は、一面に広がる渓谷の紅葉。

美しい景色が360度広がる紅葉シーズンは、多いときで一日におよそ3000人が訪れるんだとか。

今年は暖かい日が続いたため、11/8時点で、やっと色づき始めたようす。例年より2週間ほど見ごろが遅れているんだそう。

 

 

■こちらも圧倒!震動の滝

 

夢大吊橋のもう1つの見どころがこの滝。橋から渓谷にかかる震動の滝を見ることができる。

向かって左側にあるのが日本の滝百選にも選ばれている雄滝(おだき)。

右側を流れているのが雌滝(めだき)。

 

つり橋の上から見ると小さく見えるが、実際は雄滝が落差83m、雌滝が93mの巨大な滝で、橋の上からでも流れる水の音が聞こえてくる。

繊細な水流が美しく、はたまた迫力のある水量を見せる時も。自然の変化が味わい深く、何度も楽しめる景観だ。

 

 

■夢大吊橋は実は「夢物語」から始まった!?

 

今や九重町のシンボルと言っても過言ではない九重“夢”大吊橋だが、

実は、地域住民たちの「あそこに橋があったらいいな」という夢物語が実現した橋なんだとか。

 

橋の建設について賛否両論がある中、地域の夢物語の実現に向けてある人が動いた。

当時の九重町長である坂本和昭(さかもと・かずあき)さんだ。

当時の坂本さんは「滝が2つあり、紅葉がある。今は鳥しか見ていないが、橋があれば人が見ることができる。今なら技術的に可能なのではないかと思った」と語っていた。

 

 

■夢大吊橋の実現にはどんな裏側があったのか

 

昔は滝の近くまで行くことができていたが、

地震や大雨で、たびたび滝に繋がる道が崩壊し、その姿を見ることができなくなっていた地域の人たち…。

「橋を作る!」語り継がれてきた夢物語が今なら実現できると、当時町長だった坂本さんは思ったのだったが、予想外の事態に直面する。

ちょうど、市町村の合併問題が同じ時期に起こってしまった。

坂本さんたちは「過疎債」(過疎地域とされた市町村が計画に基づいて行う、事業の財源として特別に発行が認められた地方債)を橋の建設に利用しようとしていたが、

同時に市町村の合併にも反対したため、県の裁量で利用が認められなかったのだ。

それを打ち破るのに大変な苦労があったと語る。

 

 

■驚きの入場者数を記録

 

莫大な建設費に、年間来場者数30万人という高い目標。

自信とともに不安も大きい中、ついにオープンの日を迎えた。

すると…

オープンして24日で30万人を達成!

わずか1年で230万8000人が訪れ、入場料収入だけで11億円と驚きの結果に。

 

◆坂本和昭さん

「来場者があまりに多く、民家の方からトイレを借りるなどがあった。民家のみなさんが温かくしてくれたからよかった」

 

■魅力は景色だけじゃない!大吊橋を知ってもらうためのユニークな仕掛け

 

九重“夢”大吊橋は、一度見ただけではなく、リピートしてもらうことが大切だと清川さんは話す。

なんと、メタルバンドがこの橋をイメージした曲を制作しているそうだ。

橋が重い鉄でできているのでヘビーメタル、その名も「橋メタル」。

イメージソングを募ったりとユニークなPRにも挑戦している。

「できっこない」を実現した橋は、今も新たな夢に向かって挑戦し続けていく。

 

■□■———————————————————————■□■

     土曜の朝は「サタデーパレット」
     
     \毎週土曜10:25〜11:35放送/
      大分のハテナを気づきに💁‍♂️💁‍♀️
      土曜日を見逃したという方や
    もう一度サタパレを楽しみたい方は
     「サタデーパレット特別編」を!
     毎週金曜 9:50~10:50放送
■□■———————————————————————■□■

 

サタデーパレット スタッフ

最新のニュース