広がる“ぬい活” 美術館お泊り会やホテルの新サービスも「気分が上がる、頑張れる」大分

2025年10月25日 06:30更新

耳にする機会も増えた「推し活」という言葉。

 

 

俳優や歌手、キャラクターを応援するなどの活動を示します。

 

 

その一種で「ぬい活」というものがありますが、この「ぬい活」、大分県内でも広がりを見せています。

 

 

 

10月13日まで半年間に渡って開催された大阪・関西万博です。公式キャラクター「ミャクミャク」のグッズの中でもぬいぐるみは特に人気でした。

 

 

会場では「ミャクミャク」のぬいぐるみを持ち歩いたり、一緒に写真を撮る人たちの姿が…これも「ぬい活」なんです。

 

 

◆TOS刀祢優月記者

 

「『ぬい活』とは、ぬいぐるみを推す活動のことです。街の人にぬいぐるみについて聞いてみます」

 

 

◆10代女性

 

「かわいいものを身に着けていると、気分が上がる。学校とか頑張れる」

 

 

◆10代女性

 

「仕事とかバイトとかで失敗した時に見ていると、『かわいい!』となる」

 

 

「ぬい活」とは「ぬいぐるみ活動」を略した言葉で、キャラクターを応援するなどの「推し活」の一種です。

 

 

心のよりどころとなっているぬいぐるみをファッションとして身に着けたり、一緒に写真を撮ることも「ぬい活」なんです。

 

 

そんな「ぬい活」、県内でも広がりを見せています。

 

 

県立美術館でも様々な企画が…「お泊り会」では持ち主から預けられたぬいぐるみたちが1週間滞在。

 

 

館内を巡って写真撮影が行われました。

 

 

 

 

 

また、こんなところでも「ぬい活」が…。大分トリニータの試合で観客席にずらりと並べられているぬいぐるみはマスコットキャラクター「二―タン」。

 

 

サポーターたちがぬいぐるみ用の席を購入して置いています。

 

 

ホーム戦だけではなくアウェー戦でもニータンが観客席に並べられ、トリニータの試合の名物となっているということです。

 

 

◆大分フットボールクラブ吉門恵美さん

 

「二―タンのぬいぐるみを見て、トリニータを知らない人とか相手チームの人とかも『二―タン可愛い、二―タン気になる』といってホームに来てくれたり、そこからトリニータのことを知ってくれたりする人もたくさんいるのですごく宣伝効果になっている」

 

 

さらに「ぬい活」のためのこんなサービスも。

 

 

 

 

 

◆TOS刀祢優月記者

 

「こちらのホテルで新たに始まったプランでは自分のお気に入りのぬいぐるみと同じパジャマで一緒の部屋で寝ることができます」

 

 

10月からこのホテルで始まった「ぬい活」のための新サービス。

 

 

客室料金に300円を追加すれば、ぬいぐるみ専用のベッドを設置できます。

 

 

さらに、パジャマもおそろいです。

 

 

◆東横イン大分駅前実崎笑子 支配人

 

「まだプランを出したばかりだが問い合わせが多く、先の予約もある状況、手軽なお値段でお気に入りのぬいぐるみと一緒に泊まるプランなので、ぜひ1度利用してもらいたい」

 

 

県内でも広がる「ぬい活」。

 

 

色々な場所でぬいぐるみと一緒に過ごす人たちの姿を見かけることができそうです。

 

 

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