県内で300棟以上の住宅被害 浸水した住宅では片付けに追われる 大分

2024年09月02日 20:00更新

猛威をふるった台風10号。大分県内の住宅被害は300棟以上に上り被災地では9月2日も復旧作業が続けられています。

また、り災証明書の申請などの手続きも始まっています。

台風10号の影響で記録的な大雨となった佐伯市。市内では多くの建物が浸水する被害が出ました。

◆住人は

「倉庫の中がめちゃめちゃになっているから」「1人でぼちぼち片づけようと思っている」

佐伯市脇地区に住む男性も離れの住宅や倉庫が浸水する被害に遭いました。被災から4日経ったこの日も仕事を休んで片付け作業に追われていました。

また、住宅の浸水被害は大分市でも。こちらは賀来川沿いにある宮苑地区です。

◆被災した家の人は「この高さまで水が来て床上浸水した。道路に水がきて逃げられない状況でめちゃくちゃ怖かった」

大分市宮苑では1日、被災した家の人たちが濡れて使えなくなった家財道具を運び出す作業に追われていました。

◆被災した家の人は 「かなりひどい状況だったので、とりあえず荷物を出した。大変。人手がいない」

県によりますと、大分県内では2日午後3時時点で、あわせて318棟の住宅の被害が確認されているということです。

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