ラグビー・九州電力キューデンヴォルテクスが大分市で合宿
連日、熱戦が繰り広げられているパリオリンピック。
敷根選手、江村選手、そして上野選手と、フェンシング競技に出場した大分県出身選手3選手全員がメダルを獲得する活躍を見せてくれました。
実は、この3人の選手は生まれる前からある繋がりがあったんです。
◆江村宏二さん
「選手村の外で会ってメダルをかけてくれました」
今回、ある秘話を教えてくれたのは江村美咲選手の父親で、大分市出身の宏二さん。
フェンシングの選手としてソウルオリンピックに出場。北京オリンピックでは、日本代表の監督を務めました。
◆江村宏二さん
「フェンシング王国・大分を作ろうというのが平成元年に私が大分に行ってからそれが夢だった。その時に敷根くんのお父さんを指導者として大分に呼んで上野のお父さんもそうですけど大分のフェンシング、ここにありというのを目標にやってきた」
実は、江村選手、敷根選手、そして上野選手の父親はフェンシング王国・大分をつくろうとともに手を携えてきた仲間だったんです
◆江村宏二さん
「その一緒にやってきたお父さんたちの息子、娘がオリンピックに出場するということは、すごくうれしいこと」
大分の地で、地道に土台をつくってきた父親たちの努力が、パリの地で花開き、3人の選手全員がメダルを手にするという快挙を成し遂げました。
現在は全員が大分を離れていますがふるさと大分には特別な思いを抱いているそうです。
◆江村宏二さん
「大分の人に対しては、非常に感謝の気持ちを持っていますし、家族で話したんですよ。大分だけだよね、こんなに離れても大切にしていただいてるのはということで本当に愛着があります」
◆キャスター
3人の選手のメダル獲得、本当に大分県民として誇らしく感じました。その父親たちが作り上げたフェンシング王国・大分の土台、3選手に続く子供たちの活躍に期待しましょう!