市長「苦渋の選択」大相撲・元嘉風の中村親方に 地元佐伯市が1650万円の和解金負担へ議会で可決 大分

2024年08月05日 19:30更新

大分県佐伯市出身の大相撲・元嘉風の中村親方が市のPR活動中にけがをして引退を余儀なくされたとして、市などに損害賠償を求めていた問題で市が1650万円の和解金を支払って和解する見通しとなりました。

 

 

佐伯市出身の大相撲・元嘉風の中村親方は2019年、藤河内渓谷で行った沢下りでけがをしその後、現役を引退しました。

 

 

親方は市のPR活動を兼ねていたとして市などに対し、およそ4億8000万円の損害賠償を求めて2020年に裁判を起こしました。

 

 

佐伯市は5日の臨時市議会で親方と和解する議案を提出し賛成多数で可決されました。

 

 

和解案では、和解金5000万円のうち1650万円を市が負担することになっています。

 

 

 

 

 

◆佐伯市 田中利明市長

 

「苦渋の選択であったが総合的判断、政治的判断によって和解をするようにした」

 

 

8日にも和解が成立する見通しです。

 

 

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