ラグビー・九州電力キューデンヴォルテクスが大分市で合宿
熱戦が繰り広げられているパリオリンピック。
フェンシング女子フルーレ団体で大分県別府市出身の上野優佳選手も出場した日本が銅メダルを獲得しました。
フェンシング女子のメダル獲得は史上初の快挙です。
◆小学校6年生 上野優佳選手(2014年)
「絶対負けない選手になりたい」
小学生時代から強い決意を語っていた上野選手。パリオリンピックの女子フルーレ団体戦に出場し、カナダとの3位決定戦に臨みました。
日本の1番手、5番手として登場すると、一時、ポイント差を5に広げる活躍を見せます。
しかし、その後、1ポイント差まで詰め寄られた日本。最後にメダル獲得の夢を託されたのは上野選手でした。
◆上野優佳選手
「最高です。みんなが信じてくださってもう勝ち切るだけだと思って戦いました」
銅メダルの獲得の快挙に上野選手が高校1年までを過ごした地元・大分でも歓喜の輪が広がっています。
◆上野選手を指導した村上幸生さん
「本当に嬉しい、おめでとうという感じ。最初の試合と最後というのをできるのは4人の中で彼女しかいなかったと思う」
後輩の高校生たちも刺激を受けていました。
◆別府翔青高校の生徒
「見ててとてもかっこよかった。最後の1本の緊張する場面で自分のプレーができるのはすごいと思う」
また、フェンサーとして苦楽を共にしてきた兄・優斗さんも祝福しています。
◆上野選手の兄・優斗さん
「興奮と緊張と祈ることしかできず妹の気持ちになって、すごく泣きそうだった。次のロサンゼルスオリンピックは一緒に出て、一緒にメダルを取れたらいいなと思う」
日本女子フェンシング史上初のメダル獲得、上野選手が歴史に新たな1ページを刻みました。