毎年恒例 高崎山で「サルの個体数調査」始まる 前の年はC群が山から下りてこない異例の事態に…大分
「DX」とは…
「デジタルトランスフォーメーション」の略で、デジタル技術を活用して社会や生活をより良い方向に変革していくことを表しています。
このDX、大分県内企業の取り組みを取材しました。
先月、県の支援を受けてDXに取り組む県内企業の発表会が、大分市で開かれました。
――三信工業 桑原健社長
「デジタルに全く縁もゆかりもなかった弊社のような中小零細企業が、DXを会社で導入することは少しエネルギーを注ぐだけで可能だった」
水道管工事などを行う大分市の三信工業です。
社員数15人のこの会社。取り組んだのがペーパーレス化です。
――三信工業 桑原健社長
「今まで日報や工事の登録管理をすべて紙でやっていた。その管理をアプリ化して、パソコンとスマートフォンで管理できるように取り組んだ」
アプリの導入で、社員たちは空き時間に日報の入力などができるようになりました。
また、労務管理や請求書処理などの作業時間も半減できたということです。
当初、社内では「アプリは使いこなせない」などの困惑の声が聞かれたそうですが、今では生産性の向上につながっています。
また、農業でも…
――シセイ・アグリ 衛藤勲社長
「ねぎは、おもしろい」
県の支援を受けて、豊後大野市のシセイ・アグリが取り組んだのが白ネギを紹介するWEBサイトの制作。
その名も「おもしろいねぎ」。興味を引くタイトルにし、「お洒落なデザイン」にこだわりました。
生産者の思いやレシピを紹介するほか、オンラインショップに移動できるようになっていて、デジタルの力で白ネギの販売促進を目指しています。
――シセイ・アグリ 衛藤勲社長
「お客さんに理解してもらうにはブランディングしかない。ネギっておもしろいよねと言ってもらえるような取り組みを進めていきたい」
DXでさらなる成長を。
県内企業の新たな挑戦が始まっています。