国民スポーツ大会 フェンシング成年男子が三連覇達成 大分
津久見市出身の競泳・渡辺一平選手が21日夜、オリンピックの代表選考会に出場し200メートル平泳ぎで代表に内定しました。
レースの様子を見守った恩師からも喜びの声が聞かれました。
競泳のパリオリンピック代表選手選考会は21日夜、「日本のお家芸」とも言われる競泳・平泳ぎの200メートル決勝が行われました。
津久見市出身の渡辺一平選手は100メートルでは惜しくも内定を逃しましたが、得意とする200メートルで代表入りが期待されます。
◆恩師 下城さん
「気持ちを乗せて泳いでほしい」
母校・佐伯鶴城高校での恩師下城智宏さんも自宅でレースを見守ります。
4レーンの渡辺選手は序盤から攻めの泳ぎを見せレースを引っ張ります。強豪ひしめく中、ライバルたちも猛烈に追い上げます。
◆恩師 下城さん
「ここからだ、ここから、ここ、行こう!行こう!」
渡辺選手は、リオデジャネイロオリンピックでメダルに届かず東京オリンピックでは出場が叶わなかった悔しさをばねに、一度もトップを譲らない意地の泳ぎを見せ、見事優勝!
2分6秒94のタイムで派遣標準記録も突破しパリオリンピック出場内定をつかみ取りました。
ゴールの瞬間は恩師の下城さんはガッツポーズ!
◆恩師 下城さん
「ギリギリ、あぶねー」
◆佐伯鶴城高校 下城智宏教諭
「なかなかオリンピックって行けるもんじゃないので4年に1回で…(泣)。最後の最後と思って頑張ってほしい!良かったです!」
◆渡辺一平選手
「僕にとってオリンピックという舞台は特別な場所だし、金メダルが欲しいと強く思っているので精一杯頑張りたい」
古里・大分の期待も背負って渡辺選手は2大会ぶり、2度目の夢の舞台に挑みます。