旧大分空港での航空機事故から60年 供養会 大分

2024年02月24日 18:00更新

大分県の旧大分空港で発生した航空機事故から、まもなく60年。

事故で亡くなった人たちの供養会が24日に行われました。

1964年の2月27日、鹿児島空港を出発した富士航空の旅客機が、当時大分市にあった旧大分空港で着陸に失敗し、20人が亡くなりました。

空港の跡地には事故の慰霊碑が建てられていて、2004年からは毎年供養会が開かれています。

今年は遺族や航空会社の関係者など約50人が参加しました。

参加者は慰霊碑のまわりをきれいにしたあと、花を手向けたりして亡くなった人を悼みました。

◆事故で父親を亡くした荒薦クミ子さん

「皆さんの活動に感激です。(亡くなった父も)喜んでいると思います。」

主催者は「事故の記憶を風化させないため、若い人たちにも伝えていきたい。」と話しています。

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