たいまつを手に鬼が舞う「修正鬼会」 春の訪れ告げる伝統行事 大分・豊後高田

2024年02月17日 18:00更新

大分県の国東半島に春の訪れを告げる伝統行事「修正鬼会」が行われました。

威勢のいい掛け声とともにたいまつを振りまわし、火の粉をまき散らす赤鬼と黒鬼。

豊後高田市の天念寺で16日の夜、五穀豊穣などを願う修正鬼会が行われました。

国東半島の六郷満山文化のひとつとして、約1300年前から伝わる行事で国の重要無形民俗文化財にも指定されています。

2024年は観客の人数を制限しない4年ぶりの通常開催となり、多くの見物客でにぎわっていました。

訪れた人たちは「実際に見るのはすごい迫力でした。」「楽しかった。」

「こういう面白いお祭りはなかなかないので、伝統を絶やさず続けてもらいたい。」

などと話していました。

また、ご利益があるとされる鬼のたいまつで背中を叩いてもらい、無病息災などを願っていました。

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