介護報酬約350万円を不正請求 別府市のデイサービス事業所を行政処分 

2023年11月24日 11:50更新

別府市にあるデイサービスの事業所が介護報酬約350万円を不正に請求していたとして、県がこの事業所に対し一部のサービスを停止する行政処分を行いました。

介護報酬を不正に請求していたのは別府市南立石でデイサービスを提供する「通所介護センターゆうゆうの郷 白雲山荘」です。

県によりますとこの事業所は去年12月からことし4月までの間、月のサービス提供時間が国の基準を満たしていなかったなどにも関わらず市に対し介護報酬約350万円を不正に請求していました。

ことし6月に行われた県の調査で帳簿に不自然な点があったため調べた結果、不正請求が発覚しました。

県は事業所に対し新規の利用者へのサービスの提供を12月1日から3か月間停止する行政処分を24日付けで行いました。

事業所は不正請求を認めていて全額返還する意思を示しているということです。

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