大分と熊本結ぶ「中九州横断道路」 子どもたちが工事現場見学 半導体工場進出で開通の期待高まる 

2023年11月08日 18:40更新

大分県と熊本県を結ぶ中九州横断道路について大分県内では現在、犬飼と竹田の間、約26キロの区間が開通しています。

そして8日、竹田市から阿蘇市へと延びる竹田阿蘇道路の工事現場を子どもたちが見学しました。

工事現場を見学したのは竹田市豊岡小学校の1年生から3年生の児童です。

子どもたちは中九州横断道路のうち、去年12月に整備が始まった竹田市と阿蘇市を結ぶ区間を訪れ道路ができる仕組みを学んだあと、実際のブルドーザーにも乗り込んでいました。

◆児童

「いろんな重機がみれて嬉しかった」

子どもたちが見学した中九州横断道路は大分市と熊本県熊本市を結ぶ全長約120キロの自動車専用道路です。

全線が開通すれば大分と熊本の間の所要時間は2時間34分となり、現在に比べ1時間30分短縮されます。

熊本には台湾の半導体製造大手「TSMC」など世界有数の半導体関連企業が集積していて大分市の企業などと物流の効率化などが期待されています。

◆佐藤知事

「新生シリコンアイランドの九州の実現という達成される。それが中九州横断道路に

なると思います」

半導体関連だけでなくアクセス向上による観光振興など、様々な業界が期待を寄せている中九州横断道路。

一日も早い全線開通が望まれます。

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