9月の有効求人倍率1.38倍 全国平均は1.29倍 県内は依然として高水準 

2023年11月07日 11:50更新

県内のことし9月の有効求人倍率は1.38倍で3か月連続で前の月を下回りましたが、依然として高水準となっています。

大分労働局によりますと、県内のことし9月の有効求人倍率は1.38倍で前の月を0.01ポイント下回りました。

前の月を下回るのは3か月連続ですが、全国平均が1.29倍なのに対し、県内では高い水準が続いています。

ハローワーク別では大分が最も高く1.67倍、最も低かったのは別府の1.04倍でした。

また、産業別の新規求人数は建設業や卸売業・小売業などで前の年の同じ時期よりも増加しました。

一方、飲食サービス業や情報通信業などでは減少していますが、「現場には依然として人手不足の声は強い」ということです。

大分労働局は「物価の上昇が雇用に与える影響について注視する必要がある」と話しています。

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