使用済み食用油原料にした燃料を空港内で使う作業車両に活用 JALが実証実験 

2023年11月06日 11:50更新

家庭で使用済みの食用油を原料にした新たな燃料を空港内での作業車両に活用する実証実験がいま、大分空港で行われています。

これは日本航空が二酸化炭素排出量の削減に向け持続可能なエネルギーの利用進めようと全国各地の空港で行っているものです。

大分空港で活用されているのは国東市が市民から使用済みの食用油を回収して精製した高純度のバイオディーゼル燃料です。

11月1日から駐機場で荷物を運ぶ作業車両の燃料として使われていて、6日は関係者に給油方法やデモ走行が披露されました。

通常、この作業車両には軽油が使われていますが高純度バイオディーゼル燃料は軽油と比べて二酸化炭素の排出量を1リットルあたり約2.6キロ削減できるということです。

実証実験の期間は1年間で日本航空はその後、正式に導入する方針です。

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