資材高騰の影響か…予定価格を6億上回る 別府市の新図書館建築工事 入札不成立 

2023年10月19日 11:50更新

別府市が計画する新しい図書館の建築工事の入札について、予定価格に対し、入札価格が大幅に上回り、不成立となったことが分かりました。

資材高騰の影響などが考えられるということです。

別府市では2026年3月末の開館を目指し、新たな市立図書館の新築工事を計画しています。

本体工事は今年度中の着工を目指していて、市は9月、一般競争入札を実施しました。

10月16日の期限までに共同企業体1社の入札があり、入札金額は33億5000万円でした。

しかし、予定価格は約27億5000万円で入札価格が6億円ほど上回り、不成立となったということです。

市では要因として建築資材の高騰や作業員不足などがあるとみて、検証を行った上で再入札することなどを検討しています。

市の発注工事を巡ってはべっぷアリーナの改修工事の入札も不成立となっていました。

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