「鑑識捜査」の技術競う競技会 窃盗事件想定し指紋や足跡など採取 

2023年10月05日 18:40更新

警察官が事件・事故で行う鑑識捜査の技術を競う大会が5日、大分県大分市で開かれました。

「足跡のようなものがあるので、静電気とは違うアクリルシートといって少し柔らかめのもので圧着して採取する」

この現場鑑識競技会は、現場で鑑識捜査を行う警察官の技術や知識を高めようと県警が毎年行っています。

ことしは県内15の警察署から37人が参加しました。
賽銭箱から現金が盗まれる窃盗事件が発生した想定で、参加者は3人1組になり専用のライトやはけを使って指紋や足跡などを丁寧に採取していました。

◆日田警察署 小川夏季さん
「日々練習して知識、技術を高めて現場で被害者のために活躍できるように頑張りたい」

県警は「こうした経験を通して鑑識の経験が少ない若手の警察官も含め事件の解決に努めていく」と話しています。

 

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