組体操も騎馬戦もない? 昔と令和の「運動会」消えた名物種目と新たな取り組み 大分
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今回は別府市から、人気の観光地の“今しか見られない”光景をご紹介します。
コバルトブルーの温泉が魅力の別府市の「海地獄」。
今は、少し様子が違うんです。
――TOS鹿島佑里記者
「夜の海地獄に一歩足を踏み入れると木々は怪しく光り、まるで異世界に来たような気分です」
「夜の海地獄」と題された期間限定のこのイベント。
プロジェクションマッピングやLEDライトで演出された暗闇の中の園内を楽しむことができるんです。
ライトアップされた幻想的な雰囲気の道を進んでいくと…
――赤鬼
「どーれ命の洗濯と洒落こもうぞ。あー極楽じゃー!」
――青鬼
「地獄も極楽もないのう。楽しんだ者の勝ちよ。へへへ」
迫力ある鬼や閻魔大王が立ち上る湯けむりの中から現れます。
さらに、地面に光る鬼などが映し出される通路や、地獄の炎に包まれるかのような足湯など様々な仕掛けが用意されていて、鬼たちと海地獄観光を楽しめます。
そして…
――TOS鹿島佑里記者
「夜の海地獄のラスト。今まで出会った鬼たちが私たちをにぎやかに見送ってくれます」
出口付近では鬼たちが歌や踊りでお見送り。
最後までユニークな世界を満喫することができます。
――見物客
「きれいだった」「楽しい」
「こういう煙に画が映ってるの初めて見たので、すごく新鮮で面白かった。幻想的で素敵だった」
イベント期間中の土日は、海地獄の近くにあり温泉の成り立ちなどを紹介する「地獄温泉ミュージアム」も午後10時まで開いています。
カフェでは温泉水を練りこんだソーセージが乗ったホットドッグや県産のショウガを使ったジンジャーソーダが人気だということです。
――海地獄 矢野義広さん
「どんどん新しいものを取り入れて、こういった夜の楽しみを増やしていきたいと思っているので楽しんでもらえれば」
湯けむりとライトアップで昼間とは違った幻想的な「夜の海地獄」。
期間は9月24日(日)まで、時間は午後7時から10時となっています。