ホーバー到着遅れで賠償金請求へ 県がイギリスの造船業者に 製造過程での部品破損が影響

2023年09月05日 18:40更新

今年度就航する予定のホーバークラフトについて、県は最初の船の到着が約2か月遅れたため、イギリスの造船業者に賠償金を請求する方針を明らかにしました。

ホーバークラフトは県がイギリスの造船業者に3隻製造を依頼していましたが、ことし4月に製造過程で部品の一部が破損しました。

この影響で1番船の到着が約2か月遅れ、さらに9月下旬に到着予定だった2番船も1か月遅れでの到着になる見込みです。

このため、県は契約に基づき賠償金を請求する方針です。

造船業者は賠償金を支払うことに合意していて、請求金額の算定作業を進めているということです。

一方で、既に到着しているホーバーの1番船は、国の最終検査で問題がなければ9月9日に大分市の田ノ浦ビーチで納入式が開催される予定です。

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