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性的少数者いわゆるLGBTの人たちを含め全ての人に温泉を楽しんでもらおうと、大分県別府市が立ち上げたワーキンググループの初めての会議が27日、開かれました。
源泉の数と湧出量ともに全国一を誇る別府市。
多くの温泉施設では男女別になっています。
6月、LGBT理解増進法が施行しましたが、別府市は「誰もが安心して温泉の恵みを実感できる街づくり」を目指すワーキンググループを立ち上げていて、27日に初めての会議が開かれました。
メンバーには市や観光関係者のほか、性的少数者への理解の促進を目指して活動するAPU立命館アジア太平洋大学のサークルなどが参加しています。
この中では、公衆浴場では浴室などは男女を区別することなどが県の条例で定められていることなど現状を確認したということです。
◆参加したAPUのサークル代表 元井雄さん
「貸切の温泉を増やしていったり、性別関係なく入れる時間帯を作るのかどうか。今後、回を重ねて形にしていければいい」
市は7月末までに部会で出たアイディアや意見をまとめ、市営温泉など市の取り組みに生かしたいとしています。
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