毎年恒例 高崎山で「サルの個体数調査」始まる 前の年はC群が山から下りてこない異例の事態に…大分
大分と韓国を結ぶ格安航空会社LCCの定期便が22日、就航しました。
大分空港にとって4年ぶりの国際定期便の復活で、セレモニーが開かれるなど初日から賑わっていました。
22日午後、大分空港に降り立った飛行機。韓国最大手のLCCチェジュ航空の定期便です。
第一便の到着を歓迎し、滑走路では消防車による放水が行われました。
◆TOS白井信幸記者
「韓国からの便の乗客たちが今、ロビーに降りてきました。県の職員などが出迎えて歓迎しています」
第一便はほぼ満席だったということで、県の職員などが県内の観光情報が載ったパンフレットなどを配りPRしていました。
韓国からの乗客に旅の目的を聞いてみると…
◆女性
「ゴルフ」
◆女性
「湯布院、温泉とか旅館を楽しむために来た」
大分空港の国際線については、当時、唯一の定期便だった韓国便が日韓関係の悪化で2019年8月に途絶えました。
国際線ターミナルは当時、拡張工事が行われたばかりでしたが、その後もコロナ禍で長く使われない状態に…。
4年ぶりの復活となった22日はセレモニーが開かれました。
この中で、県とチェジュ航空は安定的な運航に向けて連携していく協定を締結。
チェジュ航空のジョン・ジェピル本部長が「大分県の発展に貢献できるよう努めていきます」と挨拶しました。
この定期便は火曜と木曜、土曜の週3日、1日1往復運航されます。
大分から韓国に向かう最初の便も多くの人が利用していて、長い列ができていました。
乗客からは国際線の復活を歓迎する声が聞かれました。
◆韓国に旅行に行く女性
「海外旅行が好きなので待っていた。気軽に行けるので、年に数回のレベルで行けたらうれしい」
◆留学生
「福岡空港は遠いから、大分空港は近くてうれしい」
コロナ禍からの脱却で観光客が戻りつつある中、待ち望まれた国際線の復活。
県はSNSでのPR活動などで利用を促すと共に、新規就航も含め増便を目指していくとしています。