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ゴルフ場で倒れた人をドクターヘリで救急搬送する訓練が13日、臼杵市で行われました。
県内全てのゴルフ場でコース上に着陸ポイントが設けられたことを受けて、初めて実施されました。
県のドクターヘリが降り立った場所は、臼杵市にあるゴルフ場のコース。
13日はラウンド中の男性が胸の痛みを訴え119番通報があったという想定の救急搬送訓練が行われました。
県内では2022年までの5年間にゴルフ場での119番通報が202件ありましたが、コース上の患者に接触するのにも時間がかかるため、いかに迅速に搬送できるかが課題です。
こうした状況を受け、大分救急医学会などが調整し5月までに県内に21か所あるゴルフ場全てでコース上にドクターヘリの着陸ポイントが設けられました。
13日は初めての訓練が行われ、医師が急病人を診察し実際にドクターヘリに乗せた上で着陸地点や搬送経路などを確認していました。
◆大分大学医学部附属病院 坂本照夫病院顧問
「もう少し上手くドクターヘリを使えば助かったかもしれないということも、これまで経験している。誰か倒れたりけがをした時には、そこは動かさずに直接救急車を要請(119番通報)するということが大事」
大分救急医学会などは「今後も万が一の場合に備え、各地のゴルフ場で訓練を行っていきたい」としています。
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