「府内城」のやぐらに潜入 知ってるようで知らない身近な城、府内城のヒミツ 【大分】

2023年06月10日 08:00更新

大分市にある府内城。

今回、その府内城に江戸時代から残るやぐらの中にカメラマンが潜入、特別に撮影させてもらいました。

大分市荷揚町にある府内城。

大分県を代表する城の1つですが、誰が、いつ建てたものか知っていますか。

街頭で聞いてみると…「いや、分からない」「申し訳ない。ちょっと分からない」などど、約10人に聞いて全員が知らないということでした。

あまり知られていないその歴史を見ていきます。

府内城は1597年、安土桃山時代に武将・福原直高が築城を始め、1602年に竹中重利によって完成しました。

その後、火事で天守閣などが焼け現在は公園になっています。

建てられた当時は、外堀まで含めると現在のコンパルホールのあたりまで城の敷地だったんだそうです。

明治時代に入り、城としての役目を終え、その後は大分県庁として県行政の中心地となりました。

1966年には大分文化会館が開館、多くのコンサートやイベントが開かれました。

こちらで成人式を迎えた人も多いのではないでしょうか?

時代とともに様々な形で利用されてきた府内城ですが、現在2つのやぐらが江戸時代から残されています。

その1つが宗門やぐら。

今回、特別に中を撮影させてもらいました。


 

壁にある小さい窓は鉄砲狭間。

ここから火縄銃などを使って敵に狙いを定めるためのものです。


 

床にあるこの細長い隙間。

これは石落しという仕掛けで石垣を登ってくる敵に上から攻撃できるようになっています。


 

こちらの大きな窓を開けてみると…お堀越しに大分の街並みを見ることが出来ました。


 

2階の窓から手を振ってもらっていますが、やぐらの外から見ると1階に見えませんか?

これが宗門やぐらの特徴なんだそうです。

◆大分市教委文化財課 小野綾夏さん
「歴史的な建物や石垣が残っているということで気軽にお散歩にきてもらえるとうれしいです」

大分の歴史を安土桃山時代から見守り続けてきた府内城。

気軽に訪れることができるのでその歴史に触れてみてはいかがでしょうか。

 

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