黄色いご飯「黄飯」 臼杵が誇る郷土料理 文化庁の「100年フード」認定で材料のクチナシ苗木配布 大分

2023年06月03日 18:00更新

大分県臼杵市の郷土料理「黄飯」が文化庁の「100年フード」に認定されたことを記念して3日、材料となるクチナシの苗木が市内で無料で配布されました。

クチナシの実を使ってご飯を黄色く炊いた臼杵市の郷土料理「黄飯」。

世代を超えて受け継がれてきた食文化として、ことし3月、文化庁の「100年フード」に認定されました。

これを記念して3日、市内でクチナシの苗木85本が無料で配られ、市民などが受け取っていました。

◆苗木を受け取った人は

「(クチナシの実を)よく使うのできょうは並んでももらおうと思った」

「家で黄飯を作ってみたい」

クチナシの苗木は、4日も臼杵石仏公園で無料配布される予定です。

市は「黄飯が今後も臼杵の郷土料理として継承され、市内外の多くの人に愛され続けてほしい」と話しています。

最新のニュース