【SDGs】流木を1点もののインテリアに 自然と共存する「つくみイルカ島」の取り組み【大分】

2023年05月31日 15:00更新

津久見市の観光施設では、流木などをおしゃれなインテリアにアレンジする取り組みを行っています。

津久見市にある「つくみイルカ島」。

イルカとの触れ合いが楽しめる人気の観光スポットです。




 

施設内にある、客が利用する休憩室に飾られている植物のインテリア、流木などを再利用して作ったものなんです。

◆つくみイルカ島 浜田泰典さん
「イルカ島が行っているSDGsの活動をみなさんに知ってもらいたいと思って始めた。なんとか自分の趣味と仕事を兼ねてできないかと思って考えました」

この取り組みを提案した飼育員の浜田泰典さんです。


 

自然の海の中で生き物を飼育しているイルカ島。

スタッフは毎朝、周辺のゴミ拾いを行っています。


 

その際に回収した流木などを活用しインテリア作りを始めました。

SDGsの取り組みのうち「海の豊かさを守ろう」や「つくる責任つかう責任」などの解決に向けた活動です。




 

流木などの形を生かしているためどれもが1点もの。

完成後はイルカ島で販売していて、売り上げの一部はODA=政府開発援助に寄付しています。


 

さらに施設内の壁にもこんな工夫が。

海上デッキを作り替えた際に出た古い木材を壁に利用しているんです。

廃棄される予定の物を別の形で再利用するアップサイクルです。

◆浜田泰典さん
「アップサイクル、使われないものを使えるようにしていく活動は意外と簡単だということをみなさんに知ってもらいたい。自然を後世に残せるように、そういった活動の一環になればと思います」

捨てられるものをもう一度、価値あるものに。

自然と共存するイルカ島ならではの取り組みが始まっています。

 

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