組体操も騎馬戦もない? 昔と令和の「運動会」消えた名物種目と新たな取り組み 大分
今まさに満開を迎えている、豊後高田市の菜の花スポットをご紹介します。
◆TOS野島亜樹キャスター
「豊後高田市の長崎鼻に来ています。いままさに菜の花が見ごろ。あたり一面は黄色の世界、春の香りに包まれています」
豊後高田市の長崎鼻リゾートキャンプ場です。
1本1本は小さな菜の花が、岬に広がる段々畑を濃い黄色に染めています。
元々は耕作放棄地だったこの場所に、地元のボランティアが種をまいたのが始まりです。
今では九州最大級ともいわれる16.5ヘクタールの敷地に、およそ2200万本の菜の花が咲き誇っています。
◆福岡県からの旅行者は
「ここの黄色が、もう違う黄色でものすごく黄色でびっくりして。そしてあと香り。駐車場についた瞬間の香りが菜の花の香りがこんなにするんだと思ってびっくりしました」
◆愛知県から帰省した人は
「国東半島にこういうのがあるというのが、なんだか嬉しいです」
そして黄色い菜の花と、青い海や空とのコントラスト。
この時期ならではの絶景が広がります。
◆長崎鼻B・Kネット 近藤哲憲理事長
「今が絶景、ちょうど今がピーク。それでも菜の花の場合は息が長いので、この状態が4月の前半まで続くから長く楽しんでもらえます」
そして、今の時期は土日限定でこんなイベントも…。
◆高田高校の生徒
「いま、ポテトとメンチカツ揚がっています。菜の花マーケットやってます」
ビーチで様々なグルメを味わえるんです。
地元の高田高校の生徒たちが考案したオリジナルメニューなどが提供されていて、県産イチゴのベリーツを使ったソーダとビスケットケーキが人気だということです。
◆菜の花マーケット 主催 宮崎香帆さん
「私たちでは思いつかないようなデザートや体験を思いついていて、実際に客を見ているとコラボしてよかったなと思います。高校生が土日出店しているので、ぜひ来てほしいです」
長崎鼻の菜の花の見ごろは4月初旬ごろまで。
来週になるとピンク色の桜も咲き始めそうだということです。