ラグビー・九州電力キューデンヴォルテクスが大分市で合宿
大分商業が出場する春のセンバツ高校野球が18日、開幕します。
チームの戦力などについて、お伝えします。
◆大分商業高校 大道蓮主将
「緊張よりもワクワクしているというか、早く試合がしたいなという気持ちです」
3月11日の土曜日、甲子園出発前にこう語っていた大道主将。
春夏通じて大分県内最多の22回目の甲子園出場となる古豪が目指すのは、日本一です。
◆大分商業高校 大道蓮主将
「甲子園では、大分商業らしい泥臭い全力プレーで、見ている人たちに感動を届けながら日本一を目指して頑張りたいです」
チームの持ち味は、堅い守りで試合のリズムを作り、攻撃ではランナーを確実に進めてチャンスをものにする、つなぎの野球。
投手陣を引っ張るのがエースの児玉迅投手です。
制球力を生かし、緩急つけたピッチングで相手バッターを打ち取ります。
◆大分商業高校 児玉迅投手
「先発として試合を作りたいので、もっとスピードに磨きをかけて、コントロールもしっかり上げていきたいです。もっとキレを出していきたいです」
一方、打撃の中軸となるのは、身長182センチ体重105キロ、パワーヒッターの4番羽田野颯未選手。
この冬、ウェイトトレーニングなどで体重が5キロ増え、長打力にさらなる期待がかかります。
◆大分商業高校 羽田野颯未選手
「4番はプレッシャーを感じる部分もありますが、4番を任せてもらえるというのは嬉しいです。大商が勝てるように、つないでいけるようなバッティングをしたいと思います」
勝利に向け闘志を燃やす選手たち。
そんなチームの力強い味方が…
ーー吹奏楽部です。
アルプススタンドから、演奏で後押しするため、試合に向け練習に励んでいます。
◆大分商業高校吹奏楽部 鶴田美羽部長
「野球部のみんながいいプレーができるような、精一杯の演奏をしたいです」
甲子園での演奏には、3月に卒業したばかりの元部員も加わり、総勢76人で臨みます。
コロナ禍での高校生活となったOBOGたち、特別な思いを抱いていました。
◆吹奏楽部卒業生 梅山美琴さん
「同じ高校生の野球の試合会場で演奏できることは、初めてなのですごく楽しみです」
高校野球の県大会などでも会場で演奏することができず、試合当日は3年分の思いを込めてエールを送ります。
◆吹奏楽部卒業生 梅山美琴さん
「出場する選手のみんなに、頑張ってという応援の気持ちを込めて演奏して、会場にいる人たちにも聴かせられる音楽を目指したいです」
世界一を目指す侍ジャパンの源田先輩にも刺激を受け、大分商業は19日の第2試合、栃木の作新学院との初戦に臨みます。
◆大分商業ナイン
「一戦必勝!」