洋菓子全国大会4位のパティシエ “視覚も味覚も魅了”する精巧な職人技

2022年11月25日 16:00更新

5年に1度行われる洋菓子の全国大会で、大分県中津市のパティシエが4位に入賞する快挙を果たしました。

その華麗なる職人技をご紹介します。

 

中津市に去年オープンした「お菓子工房 くりの木」。

ショーケースにはSNSで話題のティラミスをはじめ、美味しそうなスイーツが並びます。

 

作っているのはオーナーでパティシエの栗林良典さん(32)。

別府市出身の栗林さんは高校卒業後、地元のケーキ店に就職。

 

 

その後、京都や熊本の有名店でも修業を重ねました。

 

そんな栗林さんは、10月に開かれた全国洋菓子技術コンテスト大会に出場し、4位に入りました。5年に1度開催される国内トップクラスの大会で、上位入賞は県内の職人では初の快挙だといいます。

 

ーー栗林良典さん

「憧れの大会の1つではあると思う。5年に1回しかないので。思った以上にいけるなというのがありました。戦えるんだな、練習って嘘をつかないんだなというのがあった」

 

 

 

大会で出来栄えを競ったのは、飴細工を乗せたデコレーションケーキ。

栗林さんは水引をイメージした鶴と花を作りました。

 

ーー栗林良典さん

「コロナ禍で世の中が不況だったり戦争があったりとかもあるので、何か平和な日になればということで鶴を象徴して作った」

 

どのようにして繊細な飴細工を作っているのか、実際に見せてもらいました。

 

飴は砂糖を煮詰めて作りますが、それをランプで温め温度を保ちながら形を作っていきます。

 

ーー栗林良典さん

「今これ触っているのが70℃くらいあるので、この上のランプからそれ以上の温度が出ている。全然普通に熱い。いまも熱い」

 

作業は全て手で行います。

 

飴細工作りは熱さとの戦いでもあります。

 

こうしてパーツを作り、それらを組み合わせて完成です。

今回は花に囲まれて楽しそうなTOSのマスコットキャラクター・トスキーを作ってもらいました。

 

 

全国トップレベルの腕前を持つ栗林さん、今回は大会の1か月前から毎日、閉店後に本番と同じ2時間半で作品を作る練習を続け技術を磨いてきました。

 

全国4位という結果にも満足はしていないといいます。

 

ーー栗林良典さん

「正直悔しかった。やっぱり1番を目指してやっていたので。チャンスがあるならもう一度やりたいな思うけど、それまでに積み重ねるものがいっぱいあるので、パティシエという中での技術の面をあげていけたりできればいいなと思う」

 

すでに5年後の大会を見据えている栗林さん。

若きパティシエは更なる高みを目指しています。

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