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早いもので、ことしも残り2か月を切りました。
そろそろ年末年始に向けた準備を始めようという人もいるのではないでしょうか。
そこで来年用の手帳やカレンダーのトレンドなどをお伝えします。
大分市の文房具を扱う店舗には、正面の入り口を入ってすぐのところに来年用の手帳のコーナーが設けられています。また、来年の干支である『卯(うさぎ)』をあしらった手帳も用意されていました。
手帳やカレンダーの需要が1年で最も高まるこれからの時期。
予定の管理をスマートフォンでする人も増えていますが、手帳には根強い人気があり、こちらの店では毎年、売り上げはほぼ変わらないということです。
◆デサキ大分わさだ店 佐藤知香さん
「大まかな予定はスマホで管理して、細かな予定を手帳の方で記入するという人も多く購入する人は毎年多くいる」
スマホと手帳を併用する人たちに人気というのがこちら。
「超小型手帳」です。
手のひらよりも小さく、スマホのケースにも入る薄さで、書きたいときにすぐに取り出すことができます。
一方、こちらはその名も「家族手帳」。
記入欄が区切られていて、家族1人1人の予定を書き込めます。
全員の予定が一目瞭然で便利です。
また最近は、手帳にシールをはったりして自分らしくアレンジし、SNSで公開する人も増えているそうで、「インスタ映え」を意識した商品も充実しています。
こうした、見た目もこだわるという流れはカレンダーでも…。
動物の形のものなど、部屋に飾って楽しめる商品が人気なんだそうです。
◆デサキ大分わさだ店 佐藤知香さん
「ただ日にちを見るというよりは、部屋の中に置いたときにディスプレイになるような癒やされるような形とか、部屋の一部としてみて購入する人もいる」
一方、こちらは「県民手帳」。
開いてみると、県の人口といった様々なデータが掲載されています。
発行しているのは県などでつくる県統計協会。
統計への親しみを持ってもらおうと、およそ70年前から発行を始めました。ほかにも、行政機関の問い合わせ先や各地の祭りの予定など暮らしに役立つ情報も載っています。
ただ、発行元の県統計協会の解散が決まり、手帳も統計の啓発という当初の目的を達成できたとして、来年版が最後の発行に…
◆県統計調査課 河野恭子さん
「残念だという声をたくさんもらっていて、たくさん親しんでもらえて非常にありがたいと思っている」
県は今後、HP上での統計情報の発信に力を入れていくとしています。
ことしも残り2か月足らず。
来年に向け、お気に入りの手帳やカレンダーを探してみてはいかがでしょうか。
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