コロナ禍で演奏機会激減‥ 大分市中心部に響くジャズの調べ「街中が元気に」

2022年10月11日 16:38更新

9月、大分県の大分市中心部で開かれた音楽イベントの話題です。

その名も「FUNAIまちなかJAZZ」。

 

コロナ禍でステージに立つ機会が少なくなる中、参加者たちが多彩な演奏を披露しました。

 

商店街に響く心地よいジャズの音色。

9月3日に大分市中心部で開催された「FUNAIまちなかJAZZ」。

 

音楽を通じて街を活気づけようと2015年に始まったイベントです。50組以上のバンドが参加し9か所にあるステージで演奏を披露します。

 

 

しかしこの日は台風11号の影響で天気が不安定となったため、一部のステージを店舗内に変更しての開催です。

 

◆FUNAIまちなかJAZZ実行委員長 田口和恵さん

「(悪天候のため)急ピッチで会場の変更があったんですけど、とても楽しいジャズの音楽が沢山奏でられて町中が元気になっていくと思います」

 

 

制服姿で軽やかな演奏を披露したのは津久見高校吹奏楽部。

 

◆津久見高等学校吹奏楽部 下川未鈴部長

「(コロナ禍で)発表の場がなくて、先生がジャズならできるんじゃないと言ってくれて。とても緊張します。失敗しないかなぁとかドキドキします」

 

最初は緊張した面持ちでの演奏でしたが、徐々にボルテージを上げていきます。

 

 

◆津久見高校の卒業生

「聴いてとても感動しました、よかったです」

「コロナ禍の中でこうやって演奏するのも難しいと思うんですけど、こうやって若い高校生の人たちが演奏ができてすごくいいと思います」

 

◆パンツエクストラ代表 吉中夏木さん

「開催してくれて本当にありがたいです。何か所でも同時進行で色んなところのお店でやったり外でやったり、アイデアがいいですね。楽しいイベントと思います」

 

 

開放的な空間で鳴らされたジャズの調べ。

コロナ禍で少なからず演奏の機会を奪われましたが、参加者たちはステージに立つ喜びも音に乗せ街中に活気を広げていました。

 

 

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