ものまねで話題の「名物おみくじ」台風14号で倒壊も全国から応援の声‥復活目指す

2022年10月05日 16:00更新

2022年9月に大分県に接近した台風14号の影響で、中津市の中津城にある「おみくじからくり人形」が倒壊しました。

現状を知った全国のファンから復活を求める声があがり、中津城を管理する担当者はクラウドファンディングで復活することを考えているといいます。

 

中津市の名物おみくじからくり人形

 

中津城は豊臣秀吉の軍師も務めた黒田官兵衛などが築いた城で、1964年に現在の姿に復元され観光スポットとなっています。

 

そこで人気だったのが城内の奥平神社の横にある「おみくじからくり人形」です。

100円を入れると、お姫さまがスーッと歩き、おみくじを置いてくれるというもの。

 

 

中津城を管理・運営する千雅商事の段上秀貴さんによると、「正式な年数はわからないが、昔から神社を訪れている人からは少なくとも50年以上前からあったと聞いている」といいます。

 

そのからくり人形、お笑い芸人の大納言光子さんとベルサイユさんによる、ものまねがテレビ番組で放送されると、一躍全国でも有名に。

 

 

2022年の正月には大納言光子さんたちも中津城を訪れ、“本家”とともにパフォーマンスを披露していました。

 

台風14号で倒壊も全国から応援の声

 

そんな中にあって九州を襲った台風14号。

被害は「おみくじからくり人形」にも‥根元から倒れてしまいました。

 

 

 

当初はそのまま撤去する予定でしたが、SNSで被害を知った全国の人から応援のメッセージが届いたそうで、現在は復活に向け、修理の検討をしているとのこと。

段上さんは「修理が可能となれば、クラウドファンディングも検討している」と話しています。

 

ものまねをする大納言光子さんはTOSの取材に「とても悲しい気持ちでいっぱいです。是非クラウドファンディングにより、おみくじからくり人形を再建できればと心から思っております。」とコメント。

 

歴史を感じる「おみくじからくり人形」。再びお姫さまが動く姿を全国のファンが待っています。

 

 

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