【詳報】春季キャンプ目前「巨人」甲斐拓也 自主トレで語った目標「日本一、勝って評価される」
9月19日は「敬老の日」でした。
今回はこちらの大分県別府市に住む79歳の男性の話題です。
あることに熱中しているんですが、それは…。
大分県内最高齢のウェイトリフティング選手
大分県別府市に住む一宮英昭さんです。
ことし79歳を迎えた一宮さん。
実は…「ウェイトリフティング」の選手なんです。
県内最高齢のウェイトリフティング選手という、まさに“パワフルおじいちゃん”。
この日は40キロの重さのバーベルを持ち上げていました。
きっかけは憧れて
23歳のとき、アーノルド・シュワルツェネッガーさんに憧れてボディービルを始めその後、ウェイトリフティングの世界に飛び込みました。
◆一宮英昭さん
「シュワルツェネッガーっておりますよね。その人が写真に出ていてその体を見てたまがってですね。へぇー、こんな体になるのかなと思って」
目標に向かってめきめきと力をつけた一宮さん。
マスターズの全国大会で優勝を飾ったほか、世界大会で準優勝という成績を収めたことも。
真摯に取り組む姿が刺激に
競技生活56年。
今は週に3日、1時間ほどの練習で汗を流していて県民スポーツ大会の出場はことしで50回目を数えました。
練習後のストレッチを念入りにするのが競技を長く続ける秘訣だといいます。
◆一宮英昭さん
「やっぱり好きなんですね。人よりも1キロでも重たいのを挙げた方が勝ちというはっきりとしたこの競技が好き」
競技に真摯に取り組む一宮さんの姿は年下の仲間たちに刺激を与えています。
◆高校生
「レベルが段違いなのですごい」
◆50代の女性
「私が80歳までとかいったら考えようがないですね。たまにお話しするが楽しいって言ってた」
◆一宮英昭さん
「今の状態を保っていければ年齢は分かりませんけどまだずっと続けるつもり。健康で長生きするためのもとですね」
80歳も目前。
体が動く限りは競技を続けたいと話す“パワフルおじいちゃん”一宮さんのエネルギッシュな挑戦はこれからも続いていきます。