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9月8日は二十四節気の1つ「白露」です。
朝晩の気温が下がり草花に朝露が付き始めるころという意味で、大分県内も少しずつ秋の気配を感じられるようになってきています。
そこで今回は、ことしの「秋の味覚」の傾向をお伝えします。
秋と言えばフルーツ。
大分市の市場には、ナシやブドウといった秋の味覚が並んでいました。
お盆の贈答用として需要が高まり、価格は高めに推移していましたが、出荷量が増え価格も落ち着き始めているということです。
この他、これから本格的に出荷が始まるクリは1キロ800円と平年並みの価格で取り引きされていました。
◆丸果大分大同青果 岩尾嘉臣 野菜部長
「今後の天候、台風等まだくると思うのでどうなるかわからないが、今のところ順調に物は出てきている」
また、秋ナスといった野菜やカボスも夏場の天候に恵まれ生育が順調で平年並みの価格だということです。日出町特産のギンナンも少しずつ出荷され始めています。
◆丸果大分大同青果 岩尾嘉臣 野菜部長
「これから涼しくなるし、食欲の秋ということで野菜・果物通して非常に味ものってきて品質も良くなる。どんどん食べてもらえたら」
秋の味覚の代表格「サンマ」。
こちらのスーパーでは早くも、北海道沖でことし獲れた新物が並んでいました。
ただ、ことしは細くて小ぶりなものが多く、価格は一尾278円と去年より30円ほど高くなっています。
◆買い物客は
「小さい。もう少し大きいのがおいしそう」
一方、去年獲れた冷凍物は新物より70円ほど安く販売されていました。
サンマの価格高騰はことしも続いていますが、企業努力でなるべく価格を抑えているということです。
◆コープ下郡 戸高優也副店長
「何とか利益を抑えて客が買い求めやすい値段で頑張って提供していくので、ぜひサンマ、秋の味覚を楽しんでもらえたら」
大分市の飲食店でもサンマの提供が始まっています。
◆味処むらした 村下吉秀さん
「(冷凍物の)この分はまだ太っているけど、ことし獲れている生サンマは細い。かなり痩せている。これより2回りくらい小さくなる」
こちらの店では身が太っていて脂がのっている冷凍物を仕入れています。
以前は刺身も提供していましたが小ぶりのものが増えているため、現在は塩焼きをメインにしているということです。
◆味処むらした 村下吉秀
「塩焼きでもサンマは提供できるが(要望があれば)刺身でも提供できる。秋の味覚を楽しんでもらえたら幸い」
「食欲の秋」がやってきます!
新鮮なフルーツに海の幸!旬の味覚を楽しみたいものです。
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