大分川の河川敷が「水辺のスポーツ・キャンプ場」に 2027年完成目指す

2022年08月12日 20:30更新

大分県大分市の大分川の河川敷が変わります。

 

市民の憩いの場として活用しようという市の計画が国の支援制度の対象となりました。

 

 

現在は草が生い茂る河川敷がスポーツやアウトドアでにぎわうエリアになります。

 

河川敷がオープンカフェに

 

川沿いに広がる緑地がいまでは建物が立ち並び水辺のオープンカフェとして活用されています。

 

国の支援制度を活用した広島市の取り組みです。

 

 

 

この制度は水辺を生かした地域づくりを推進しようと、国が自治体などの取り組みを支援するもので今回、大分市の大分川の計画が対象となりました。

 

 

計画では、弁天大橋から上流およそ3キロの左岸を3つエリアに分けてまちづくりを行う予定です。

 

弁天大橋と舞鶴橋の間は「水辺のスポーツエリア」に。

 

護岸を改良し、市民がカヌーなどを楽しめるようにするほか、花壇の拡充を行い人々の交流拠点にすることも目指します。また、健康器具の増設も予定されています。

 

 

 

草が茂るエリアもキャンプ場に

 

宗麟大橋周辺のエリアでは…。

 

 

◆TOS牧利亮記者

 

「宗麟大橋の上流では現在草が生い茂っている場所が、キャンプなどアウトドアを楽しめる場所として利用される計画となっています」

 

 

スポーツやアウトドアで賑わう場所を目指します。

 

イメージ橋の上流にはキャンプなどを楽しむ場所を。

 

下流には、サッカーや野球ができるグラウンドを整備する予定です。

 

 

 

事業費は市と国が負担

 

今回の事業は大分市と国が工事を分担して行うことになっていて、市が行う工事についても費用のおよそ半分を国が負担するということです。

 

2027年度中の完成を計画していて、市は「大分川の歴史や自然を生かし都市の中で水と緑に親しめる空間づくりを目指す」と話しています。

 

 

最新のニュース