ラグビー・九州電力キューデンヴォルテクスが大分市で合宿
6日に開幕する夏の甲子園。
初戦の対戦相手も決まった大分県代表の明豊高校。大舞台を前に悲願の“日本一”を目指すチームを取材しました。
圧倒的な強さ
◆牧野太一副キャプテン(3年)
「チーム発足当時から日本一というのを目指してきたので、そこを目標に全員で戦っていきたい」
去年8月の新チーム発足以降、県大会では負けなし。
この夏の大分大会でも準決勝までの4試合、全てコールド勝ちを収めるなど圧倒的な強さで甲子園の切符を掴んだ明豊高校。
去年の春のセンバツでは、県勢54年ぶりとなる決勝進出を果たしながらも準優勝でした。あと一歩届かなかった悲願の日本一。
カギは「肉体改造」
チームはことし5月、グラウンドにトレーニングルームを新設し日々、肉体改造に取り組んできました。
◆竹下聖人選手(3年)
「スイングスピードだったり打球の質っていうのは絶対去年に比べたら上がっているので、そういうところでは良い効果が出ている」
こう語るのは攻撃の主軸を担う竹下選手。
この夏の大分大会では通算3ホーマーと大活躍しました。
チーム全体の成績でも、去年の5試合40得点からことしは52得点と攻撃力が大幅にアップしています。
◆牧野太一副キャプテン(3年)
「どこが来ても勝てるような準備をチームでしてきているので、甲子園ではおもいきったプレーで次々勝ち上がって優勝したい」
一方、5人が揃う投手陣は大分大会同様、継投で甲子園での勝利を目指します。
チア部も準備着々
そんなナインと同じく、甲子園に向けて急ピッチで準備を進めているのがチア部のメンバーです。
選手1人1人の応援や試合展開に合わせて流れる曲などレパートリーは、なんと22曲。振りは全てオリジナルで、夏休み真っ只中に猛練習しています。
当日はアルプススタンドからナインを後押しします。
◆生野萌副キャプテン(3年)
「試合している野球部にも届くように応援したいです」
◆若杉夢夏キャプテン(3年)
「観客の人たちも盛り上げられるように、チア部の笑顔で精一杯応援したいと思います」
悲願の日本一へ
選手、応援団が一丸となって甲子園に臨む明豊高校。
悲願の日本一を目指します!
◆江藤隼希キャプテン(3年)
「下剋上というような形で、自分たちが飲み込むような形で大分県代表として感動と勇気を与えられるような試合にしていきたい」