組体操も騎馬戦もない? 昔と令和の「運動会」消えた名物種目と新たな取り組み 大分
コロナ禍でブームとなっている「釣り」について。
大分県内の最新事情と共に、最近登場したというユニークなアイテムをご紹介します。
こちらは県内の釣り場の中でも人気の高い大分市佐賀関。
この日は週末の土曜日ということもあり、多くの釣り客で賑わっていました。
◆釣り人たちは
「(釣り人は)コロナ前に比べると格段に多くなった気がする」
「(コロナ禍で)家の中で籠もりがちになっていたので、親子で一緒に楽しめるレジャーというのが一番いいところ」
「たくさん釣れたらとても楽しい」
屋外で密を避けながら楽しめる釣り。
コロナ禍で人気が高まっています。
大分市内にある釣具店です。
広島に本社があり全国に43店舗を展開していますが、コロナ禍以降、来店者数が3割ほど増えたといいます。
◆かめや釣具大分萩原店 十鳥恭平店長
「特に30代から40代のファミリーのお客様や、これからルアー釣りをしてみたいという学生が増えました」
こうしたブームを受け、店では竿や仕掛けなどがセットになった初心者向けの商品を3割ほど増やし100種類以上の品揃えに。
さらに人気の釣りスポットや釣った後の調理方法などを書いたチラシを手作りし、釣りの魅力をPRしています。
こうした中、釣りの愛好家の中でにわかに注目を浴びているものが…。
◆TOS田辺智彦キャスター
「大分市内の印刷会社です。中に入りますとご覧下さい。机の上に新鮮な魚がズラリと並んでいます。冷蔵庫に入れなくて大丈夫なの?ご安心ください、実はこれ…クッションなんです」
その名も「ぎょたクッション」。
釣った魚に墨を塗って形どる「魚拓」にかけて名付けられました。
◆JDサイン 但馬奈美副社長
「釣り好きのスタッフの一言で、魚拓風のクッションを作ったらどうかという一言でこのようなぎょたクッションを作るようになりました。(お客さんは)かなり驚いて本物のようだという声をいただきました」
目の輝き。
そして艶のある鱗。
今にも動き出しそうな魚の質感を出すため、試行錯誤を重ねた結果、商品化まで2年ほどかかったと言います。
ということで、釣りが趣味の私もぎょたクッションを作ってもらいました。
作ってもらうのはこちらのハマチ。
まずは、より本物らしくなるよう色を調整します。鱗の質感を再現するため、生地は厚手のざらざらとしたものを使います。
印刷した後は布を魚の形に“捌き”、それを縫製して中に綿を詰めれば…完成です。
◆JDサイン 但馬奈美副社長
「釣り好きの方の思い出の1つとして、ぜひこのリアルなクッションを使っていただきたい」
コロナ禍で高まっている釣り人気。
ブームは今後も続きそうです。