「体が欲する素材の力」大分に移住した女性が挑戦する『綿づくり』 その原点とは?

2022年05月14日 11:15更新

大分県津久見市で綿の栽培に取り組む女性を紹介します。

糸を紡いで、布を織って、最終的には服作りを目指しています。

 

Q:「干してる?」

いまむらゆみさん「乾燥させて、種を取りやすくしています。」

 

Q:「中にツブツブ?」

いまむらゆみさん「それがタネ!それを取って、糸を紡ぎます。」

 

“くらしの手しごと作家”「いまむら ゆみ」さん。津久見に来て4年半です。綿を育て、海辺の工房で糸を紡ぎ、布を織っています。

きっかけはオーガニックコットンの肌着でした。

 

◆いまむらゆみさん

「風邪をひいていたり、体調が悪いときはそれしか着たくなくて。素材の、着るものの力。着た時に感じるものって大きいなぁと。」

 

なぜ「綿づくり」から??

 

◆いまむらゆみさん

「基本的にモノを作るのが好き。材料から作りたくなるクセ。コットンの良さを改めて実感したときに作ってみようかな。」

 

 

きっかけは東京で仕事をしていた時のこと

 

以前、東京で仕事をしていた時のこと。

六本木のビルの解体現場で育てられた綿から糸をつむぐという経験をしたことも、大きなできごとだったそうです。

そこから始まった綿づくりの場所探し。

 

移住フェアに参加した縁で「津久見」にやってきたのが2017年の秋。「地域づくり協力隊」として活動しながら津久見にどっぷりと根を下ろし「綿づくり」を広げてきました。

 

 

”大分県の品種”を作りたい 全盛期200種以上あった和綿は30ぐらいまで減り・・

 

◆いまむらゆみさん

「私は和綿を残したい。全盛期は200種類以上あった和綿が、30ぐらいまで減っている。できることなら大分県の綿を作りたい、大分県の品種を作りたい。」

 

5月1日。今年の種まきです。

いまむらさんの主宰するワークショップの生徒さんも手伝いに来てくれました。

 

◆いまむらゆみさん

「一番のメインなので今年も蒔けてホッとしています。」

 

元々はミカン畑だった17アールの畑に、この日は3種類の和綿、日本に昔からある綿の種を蒔いていきます。水はけが良くて、日当たりがいいミカン畑は綿の栽培にもぴったりだったんです。

 

夏には綿の実をつけ、10月にかけて収穫の時期を迎えます。

 

 

◆いまむらゆみさん

「先は長いんですけど、本当に自分が土から育てたもので着るものをつくる…というのはずっと目標なのでそれをカタチにしたい。ひとつひとつやってる作業は好きでやっているので、気が付いたらそこまで到達できているかな、出来ているといいな…」

 

 

道のりは長くても、ゆっくりでも自分の気持ちのいいことをやっていこう。

穏やかにアクティブないまむらさん。津久見で5年目の綿づくりが始まりました。

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