「輪ゴムやピンポン玉で生まれる思いがけない柄」国東市の草木染めで自分だけの自然の温もりを纏う

2025年09月25日 13:00更新

10月11日から開催される国東半島芸術文化祭2025を前に、「ののはな草木染アカデミー」で初めての植物から抽出した染料を使って衣類などを染める「草木染め」を体験をしてきました。

私が選んだ原料は地元で採れたオリーブの葉と枝。


まずはコットンのストールに輪ゴムやピンポン玉を使って布に模様をつけます。輪ゴムをきつく巻いた部分は染まりにくく模様として浮き、ピンポン玉で形を固定しておくと、染料の染み込み具合で思いがけない柄が生まれてきます


出来上がったストールは、やわらかな黄金色が秋の稲穂のように美しく、身に纏うたびに自然の温もりを感じるものになりました。


国東市特派員の古谷さんは、シイタケの原木であるクヌギを染料として用いてトートバッグを染めました。


こちらも布の風合いと模様のコントラストが鮮やかで、使うたびに愛着が湧きそうな一品に。


草木染めは染料の種類や模様の取り方などで仕上がりが変わるため、自分だけのデザインが出来上がる楽しさがあります。


自然の恵みを身近に感じ、自分で作る喜びも味わえる体験。きっと心を潤してくれるはずです。どんな作品ができたのか、ぜひ番組をご覧ください!

小西 綾音アナウンサー

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