県警が加入電話に自動音声ガイダンス導入 利用客の利便性向上と職員の負担軽減へ

2024年01月29日 19:00更新

大分県大分市にある県運転免許センターの加入電話について、29日から24時間対応の自動音声ガイダンスが導入されました。

◆実際の音声ガイダンス

「免許の更新、住所変更、再交付、返納については『2』を」

1月29日から24時間で自動音声のガイダンス対応が始まったのは、大分県運転免許センターです。

音声案内に従って設定された番号を押すと担当の課に直接つながり、利用者は電話交換手などに何度も要件を説明する手間が省けるということです。

◆大分県警本部 警務課 井田秀昌企画官は―

「利便性を考えて(音声ガイダンスを)導入しているので、ご理解とご協力をお願いしたい。急ぎの事件・事故についてはこれまでと同様110番通報を利用してほしい」

県警が去年、全ての職員を対象に実施した調査で、回答した人のおよそ7割が長時間拘束されるクレームや利用者の暴言などに苦慮し、業務に影響が出たということです。

音声ガイダンスは県警本部や中央警察署にも2月に導入される予定です。

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