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5月5日は子どもの健やかな成長を願う端午の節句です。
こいのぼりなどと一緒に掲げるのぼり旗を作っている大分県国東市の染物店を取材しました。
お祭りで飾るのぼりや大漁旗などを製作する、大分県国東市の「まさごや染物店」です。
コロナ禍でイベントが減ったことなどにより、年間30件ほどの注文数は半分以下に減ったといいます。
それでも伝統工芸を後世に残したいと、親子3代で手染めにこだわって営業を続けています。
◆まさごや染物店 馬場義彦さん
「伝統工芸を普通の人が使ってもらえるような商品にしたいと思う」
完成したのぼり旗が贈られたのは、ことし2月に生まれた矢野瑞季くんです。
庭先に飾られたのぼり旗を見上げながら、両親も瑞季くんの成長を楽しみにしていました。
◆母親
「赤ちゃんの成長(への願い)を旗に込めて上げることができてとても良かった」
◆父親
「元気に育ってもらえたらいいかなと思う」
受け継がれる伝統の技で丁寧に染められたのぼり旗。
まさごや染物店では、今後も手作業ならではの風合いを生かして手染めにこだわっていきたいと話していました。
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