お盆時期 車のトラブル多発 パンク、バッテリーあがり JAFには1日平均100件の出動依頼 大分

2025年08月14日 19:00更新

お盆で帰省客などが増えるこの時期は車のトラブルも多く発生します。

 

 

日本自動車連盟JAFのロードサービスに密着し、どんなトラブルが多いのか取材しました。

 

 

 

多くの人が移動するお盆ということに加え、エアコンを使う頻度が増えるいまの時期。

 

 

JAFは一年で最も忙しく、大分支部ではこの時期の車のトラブルが2024年は10日間で968件発生していて、2025年は2024年を上回るペースです。

 

 

最も多いのがバッテリー上がり、次がタイヤのパンクで、この2つが全体のおよそ半数を占めています。

 

 

13日も早速依頼が寄せられていました。

 

 

◆依頼者

 

「エンジンをかけてから停めたままになっていたのは約2週間だが、2週間前も少しかけて10秒くらい、かかるなという確認だけして停めてしまった。その前が1、2か月停めたままだったのでそれが原因かなとは思う」

 

 

◆JAFスタッフ

 

「通常だいたい(電圧が)12 .6のところが11.6Vくらいですかね。バッテリー上がりで間違いないと思う」

 

 

バッテリーが上がり動けなくなった車。JAFは到着して10分ほどで問題を解決していました。

 

 

 

 

◆依頼者

 

「すごいありがたい。お盆であればお出かけとかも急なトラブルで困ることもあると思うので、そういう時にこういう対応をしてもらえるとすごく助かる」

 

 

JAF大分支部ではこの時期、1日平均100件ほどの依頼が寄せられていて、スタッフを増やして対応しています。先ほどの依頼を終え事務所に戻ったスタッフですが、すぐに次の要請が入ります。

 

 

(Q:事案が入ったんですか?)

 

◆JAFスタッフ

 

「大分駅のアミュプラザでパンクが入ったので今から向かいます」

 

 

すぐさま現場へ向かいます。

 

 

◆JAFスタッフ

 

「お待たせしました」

 

 

依頼者の車は後輪がパンクして身動きが取れない状態になっていました。

 

 

一度場所を変えて作業にあたります。

 

 

車体を上げて確認すると……。タイヤにしっかりと釘が刺さっていました。

 

 

釘が刺さっている場合は、穴の深さや釘の長さなどによって、応急処置をするかレッカーで運ぶかが決まるそうです。

 

 

今回刺さっていた釘は2センチほどで応急処置で対応出来ました。

 

 

◆依頼者

 

「帰省ですね。あす主人の実家に行く予定だった。子供も一緒なので待ち時間とかも無くて子供が長い時間待てないのですごく助かる」

 

 

 

密着させてもらった担当者は13日あわせて5件の依頼に対応し、休む暇もなく対応にあたり続けていました。

 

 

◆JAF大分支部 生野直樹さん

 

「気温も高いのでバッテリー上がりやパンクなど非常に多く受け付けている。帰省の時期になるので今からでもまちがいなく点検をして安全運転を心がけて帰省をしてもらえたら」

 

 

これからUターンラッシュを迎えるにあたり、車のトラブルは増えることがさらに予想されます。運転前に自分の車は大丈夫か、今一度事前の点検などをすることが大切です。

 

 

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