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大分県内ほとんどの高校で1日、卒業式が行われ、マスクを外した卒業生たちがそれぞれの思いを胸に巣立っていきました。
大分市の大分舞鶴高校です。卒業式の会場に入ってきたのは、マスクを外した3年生たち。
316人が晴れの日を迎え、緊張している様子の生徒もいれば笑顔を見せている生徒も。
大分舞鶴高校では、入退場と卒業証書の授与の際にマスクを外してもいいとしていて、4年ぶりに卒業生の顔が見える卒業式となりました。
また在校生も、4年ぶりに式に出席しました。
式では、久保田圭二校長から一人一人に卒業証書が手渡された後、卒業生を代表して堀綾花さんが答辞を述べました。
◆卒業生代表 堀綾花さん
「何も制約のない高校生活を送りたかった。でも、コロナ禍での高校生活を経験した私たちだからこそ、当たり前のありがたさに気が付くことができたと思います」
コロナ下で入学し、唯一、マスクを外せる学校行事となった卒業式。
お互いに晴れやかな表情を見せながら、学び舎での思い出をかみしめていました。
◆男子生徒
「入学当初からコロナ禍で不自由な生活というのがあって、あまり自分たちの思うような学校生活ができなかったと思いますが、その状況下だからこそ得られたこともあると思います」
◆女子生徒
「自分のなりたい職業に近づくための第一歩を踏み出せたと思うので、成長した自分というのをこれからも目指して努力し続けていきたいです」
1日は私立高校含む大分県内ほとんどの高校で卒業式が行われ、それぞれが新たな一歩を踏み出しています。